咄嗟の事に混乱して落ち着いた対応が出来ない
本日は高級資材現場初日。
今回は一部資材が到着しておらず現場で確認、開封作業を行う事になりました。
到着していない資材は組み立てが必要な物では無く単独で使用するものばかりなので開封作業だけで良く作業工程を圧迫するほどのものでもありませんでした。
ちょっとしたトラブルは有りましたが高級資材現場の作業工程の流れが理解しかけています。
実は初日が一番大事で各資材を適所に配置しますが、この作業が遅れるとどうしても残りの日程も圧迫されます。
初日が資材配置、二日目が資材セッティング、三日目が資材起動確認。
この様な作業工程になります。
実際は扱っている資材が高額な物ですので各配置時、セッティング時、起動時、先輩が別の業者と連絡を取り確認作業を行います。
配置関係は事前に作業工程表を纏めていますので、予定外の事が起こらない限り初日に連絡確認作業自体多く無く又問題も滅多に起きません。
よって、初日はわたし達、作業員の手際の良さによって作業時間が変わります。
無論、資材が大量にある場合もありますがその場合は事前に確認できますので作業員を増やしたりして対応します。
初日の作業で大変なのは、配置する建物と既設の資材関係です。
建物の大小で違いがありますが、大きいと資材間の配置が離れがちになり資材間の調整が大変になります。
逆に建物が小さいと既設の資材と干渉しがちで新設する機材の調整に苦労します。
基本大きな建物の方が苦労します。
資材間の連結の確認には基本先輩が行ないますので既設の資材間連結部に注意しながら新設して行きますので時間が掛かります。
大きな建物は資材間連結部が長く大変で、小さな建物は既設の資材が密集するので新設が大変とそれぞれ苦労が違います。
前者は作業時間が掛かり、後者は既設部分を下手に触りトラブルを起さないように神経を使います。
今回の現場は後者で資材量も平均的でした。
楽になると気を抜いていたのがいけなかったのでしょう。
先輩と資材配置中に突然、「今配置している資材は何処の資材と連結する予定か?」
と尋ねられました。
言われるままに作業をしていましたので咄嗟に答えられず、何も考えが浮かばず「わかりません。」と答えると、「自分の行っている作業を理解し考えながら作業する様に。」と注意されました。
先輩の言う通りで、何となく理解した程度で何も考えず作業を行っていました。
今までの勤務内容では言われたとおりに作業するものばかりだったので、今の会社の様に作業内容を理解しながら、分からない事をわたしから聞きに行くスタイルは初めてです。
正直めんどくさいと思いますが、言っている事は正しいのでこれからの作業では気をつけていこうと思います。