子(こど)おじ無職引きこもりの日記

人生どうなることやら

考えが凝り固まっているので別の方法が中々思い浮かばないし実行できない話

本日は現場作業。

 

 

 

金曜日の先輩からの説教で気分が落ち込んでいて、何時もらなら一日経てば大抵気分も落ち着き、二日目には気持ちの切り替えが出来ています。

 

今回は二日目、前日の日曜日も気分が変わらず落ち込んでいて何もする気が起きませんでした。

 

こんな時こそ、外に出かけて行動するべきですが気分が乗らず『転職した方がいいのかでも転職先でも同じような失敗を繰り返すのでは』と繰り返し自問自答していました。

 

 

 

 

本日三日目になりましたが、余り気分は変わらず前向きな考えが浮かびません。

 

本日の作業内容は珍しい作業現場です。

 

作業量も余りに少なく、一時間もせずに終わる内容でした。

 

作業場所が隣の県ですので行き帰りの交通費と2人分の人件費に合う作業内容ではありません。

 

一応、一件毎の作業手数料も申請していますが、年度末事に部署から纏めて受注する方式らしいので今回の様な作業内容は実質サービスの様な物みたいです。

 

 

 

 

今回の様な楽な作業はわたしのスキルアップの為、先輩はわたしに作業の大部分を任せます。

 

 

 

 

珍しい現場は高級資材現場の様に細かいルールが無い為、イレギュラーが無いなら難しい作業ではありません。

 

ですが、イレギュラーが頻発もします。

 

 

 

 

細かいルールが無い為、前任の作業者のやり方が直接仕事量に結びつきます。

 

 

 

 

珍しい現場は作業内容として、『撤去』と『設置』を行います。

 

問題は『撤去』になります。

 

『設置』はこちらで自由に作業基準を決めることが出来ますので問題ないです。

 

『撤去』は設置した以前の業者の作業基準で行われておりこれが問題になります。

 

 

 

 

『撤去』『設置』のサイクルは大体3~4年で行われるそうです。

 

よって『設置』は『撤去』を念頭に作業を行わなければ後々苦労します。

 

 

 

 

苦労する例は細かく資材を固定することです。

 

資材は基本『動かず・ずれない』事が必須ですがその為、四方八方固定させると撤去の際、取り外しに時間がかかります。

 

先輩が指導する内容は最低限で固定し余計な作業を行わない事を習いました。

 

 

 

 

本日の作業では二つ失敗をしました。

 

最初は独自に組み立てた資材固定金具を無駄に分解しようとした事です。

 

前任者が独自に行ったのか、発注元から指示されたのか分かりませんが何時もの決まった場所に資材が無く空いている隙間に固定金具を取り付けていました。

 

空いている隙間ですから分解用の工具が入らず苦戦していると先輩が様子を見に来て固定金具を開き、まず資材から取り出し空いた隙間の中から工具で分解していました。

 

この発想が思い浮かばず悔しい思いをしました。

 

 

 

 

二つ目が資材間の配線の撤去です。

 

珍しい現場の配線の基本は線自体に負担が掛からない状態で人目につかない様隠しながら配線します。

 

これも作業ルールが無い為、人により様々な状態になります。

 

 

 

 

今回は資材自体が別の場所にある為、配線自体も何時もと違います。

 

ただ固定はされておらず撤去も順調ですが最後に一箇所固定されている場所がありました。

 

固定されている事は分かりますがされている場所が特定できません。

 

おおよその場所は絞り込めましたがそこからが分かりません。

 

 

 

 

四苦八苦していると先輩が『取っ手のネジを外して見たら?』とアドバイスがあり外すとその部分を配線していました。

 

確かに他に調べる事が出来る場所は取っ手の下側だけでしたが、わたしにはそんな所を通すという考え自体浮かびませんでした。

 

この二つ目で気持ちが折れてしまいその後作業を終わらせましたが珍しい作業は楽な気分で作業が出来ると今まで考えていたものが発想の転換が必要なわたしの苦手な作業と考えが書き換えられました。

 

 

 

 

気分もますます落ち込み帰って不貞寝したいと考えていましたが、帰りの車の運転を任されて運転して外が気持ちのいい青空だった事と帰りの道が峠を越える道で景色と適度なコーナーでの横Gを感じていたら気分も落ち着きました。

 

 

 

まさか苦手としていた車の運転で気分が良くなるとは思いませんでした。