子(こど)おじ無職引きこもりの日記

人生どうなることやら

芸術品や美術品を運送・配置されている方々を心から尊敬した一日

本日は出来る先輩が出社してます。

 

 

 

そして予定表のボードには『講習会』と記載されていました。

 

話を聞くととある企業の所に赴き講習を受けるとの事。

 

 

 

緊張しながらがら向かう車の中で話を聞くと一対一で話を聞く形式との事。

 

内容が想像つかない為、尋ねると「聞けば分かる」と出来る先輩にしては適当な回答で緊張から不安に変化していきました。

 

実際に講習が始まると確かに「聞けば分かる」内容でした。

 

元受からの安全講習でした。

 

 

 

 

 

そして内容は先輩が指導していた専門職を扱う作業での安全講習でした。

 

これで晴れて作業を行える事になり、現地作業を行うそうです。

 

 

 

問題は会社の皆さんはこの講習をどれだけの人数受けているかです。

 

講習を受けないと作業が行えないとの事ですので、確認が取れているのが自分を含め三人です。

 

前回感じた嫌な予感が当たるとしたらわたしが専属作業補助となる様な気がします。

 

 

 

 

実際、来週作業が入っているそうで資材一式が講習に行く前に会社に到着しました。

 

現地での作業の時短を目的として資材を箱だししてある程度、組み立てておく作業を行いました。

 

 

 

 

先輩が何気なく箱から資材を取り出しているので指示通りわたしも箱だししていました。

 

 

大きな資材を指差し

 

 

 

「これで家一軒買える値段するよ。手に持っているものはこれで車買える金額。」

 

 

 

わたしが箱だし作業をしている物を手渡した物の値段を伝えてきました。

 

 

言われた瞬間、嫌な汗が流れたのを感じました。

 

箱だし作業が一気に遅くなりましたが慎重に行っていました。

 

 

 

 

 

問題が起きたのは、手のひらサイズのプラスチックの箱に入っている物を取り出す作業の時でした。

 

プラスチックの箱の作り自体安っぽい物でしたし、先輩の作業も手馴れた感じで箱出して中身を軽い感じで置いていました。

 

 

 

 

わたしはプラスチックの箱を開くのに失敗して中身が地面に落ちてしまいました。

 

座っての作業でしたので拾って集めている場所に入れようとしたら先輩が一言。

 

 

 

「それ数十万するから気をつけて。」

 

 

 

値段を聞いた衝撃で先輩がどんな言葉のトーンだったか忘れましたが、わたしは頭が真っ白になり「すみません」の言葉が出なかったのは覚えています。

 

もし「大丈夫ですよね?」と確認をして先輩に「弁償だね」と言われるのを恐れて何もいえませんでした。

 

その後、何か怒られる事も怒鳴られる事も書類に何か書かされる事も無く作業は終わりました。

 

 

 

 

 

この箱だし作業はとんでもない資産価値のあるものばかり扱っているものでそれを現地にもって行き取り付けすると思うと今は作業補助ですが、メインで行いたくないと心底思います。