自分で体験して目の前で実践されると素直に相手を賞賛できる
本日は特に予定が無いので手元作業を立ちながら自主練習して午前中を過ごしました。
午後からどうしようと手元作業場に戻って考えていると、一昨日指導員をされた偉い方が現れ指導表を確認して残っている部分を指導する事になりました。
一昨日の日記では『腰痛』をメインに記載しましたが、実は指導の際、この仕事に関わる大きな問題が一つありました。
入社時に言われた「実質、建設業」と言われ想像したのは体力勝負と思っていました。
しかし体力のほかに『純粋な力』が必要と体験しました。
詳しくは説明しませんが、前回の指導で必要だったのは『握力』でした。
わたしは握力に関しては人並みと思っていましたが、指導で行った作業では笑われるレベルで握力が足りませんでした。
笑われた相手が自分より年上の方なので自分が情けないと感じるより、指導員の方が凄いと単純に尊敬してました。
話は本日に戻り、始めに行ったのは『腕力』で作業道具を使い資材を挟む作業でした。
これがまた力が要る作業で地面において押し付ける形で作業をしようとすると
「現場によっては『腕力だけ』で作業しなければいけないから、やってみて。」
口調は優しげでしたが、まさに有無を言わせない迫力で言ってきました。
5段階中、下から2段階目は何とかいけました。
4段階目は無理でした。
素直に「無理です。」と伝え地面に道具を置いて作業を行いました。
それでも二回動作を行っては休憩しながらの作業となりました。
指導員の方からは「日が暮れる」と笑われましたが、正直、如何し様も無いです。
指導が終わったと片付けをしながら言われたのは、
「次の項目やろうか。」
実際には次の指導に入る前には休憩を貰いましたが、なんだかこの方の指導項目が力を使うものばかりな気がしていると気付いたのは、次の指導実践中でした。
内容は長物の取り扱い方。
長さが4メートルあり、重さが15~20キロ位だと思います。
まず長いので周囲の物に気をつけなければなりません。
そしてバランスです。
重さがあるのでバランスが悪いと片方に重さが寄って力が余計に必要です。
また、持ち上げる作業もあり、途中本気で腕が上がりませんでした。
しかし、またもや目の前で指導員の方が実演してくれましたので泣き言が言えません。
全ての指導時間は活動時間にしたら40分位でしたが、呼吸が荒く汗が止まりませんでした。
なにより
腰に鈍い痛みがあります
これは、わたしの身体が貧弱だからか年齢からなのか・・・。
答えがどちらでも、このままだとこの仕事がつらいものになるのは分かります。
本格的に身体作りを考えなければいけません。
しかし、指導員の方が年齢の割に力がある事は分かりましたが、それと同時に指導表の空欄が残り続け、誰も指導をしない所を考えるに皆さん、きついから暇でも指導しなかったと考えられます。
本日の指導員の方は立場上、偉い方なので指導表の空欄は埋めておきたいけど誰も指導しないので自分で行ったと考えると何だか切なく感じる一日でした。