中年は認める でも体の衰えは受け入れない
出勤二日目。
朝一、人が居ないな~と思って就業時間のチャイムが鳴っても誰も席から立ち上がりません。
部屋を見渡しても社長を含め5人。席が近くの年配の方に聞いてみると朝礼を行わないとの事。
人が居なくてしないのか確認するのをブログを書いてる時に気付きましたが、余りの衝撃に一瞬言葉が出ませんでした。
このまま席に戻ると昨日の様にパソコンで資格勉強になってしまう気がしたので、ついでにと指導表を差し出して「今日は指導できますか?」と聞いた所、聞いた相手が教育担当だったみたいで、「やるか~。」と軽いノリで返事を貰いました。
これは積極的に聞きに行かないと指導してくれないのでは?と不安に感じました。
結果、朝から退社2時間前までしっかり教えてもらいました。
資格取得支援金がある業界らしく使用資材も細かく専門知識が必要な取り付け作業も手先の器用さも求められるものでした。
しかし、面接の時に教えてもらった「実質、建設業」の言葉通り電動工具の紹介が一番最初でした。
その後、個人で持つ作業道具の紹介を受け、自分で用意すると教えられましたが経費で落ちるか確認するのを忘れていた事を今気付きました。
電動ドリル・電動カッター等、使った事が無い物の紹介を受け、内心「どうしよう・・・。」と思うと共に休憩時間中に「使った事が無いので心配です。」と正直に伝えました。
指導してくれた方が昨日とは別の方でしたが60代の方で優しげな方で「新人に過度な期待や作業はさせない」と言われ少し安心しました。
今が暇な時期という事で忙しい時期を聞いたら、9月から3月位までとの事で半年周期で忙しさが変動するそうです。
忙しい時期は「人の取り合い」と言ってましたので、その時に人格が豹変するような事が無いかそこが不安です。
細かな作業は慣れるしかないとの事なので保管している資材を使って練習を退社直前まで行っていました。
腰が痛いです。
まさかこの程度でここまで腰が痛むとは・・・。
今まで座椅子に座ってパソコン前に座っている生活だから気付きませんでしたが、これが加齢から来る腰痛。
いや、気持ちで落ち込んだらその気になってしまいます。
運動不足からの腰痛と無理に気分を替えて前向きに行きます。
腰を痛めながら退社準備をしていると、同年代か少し下の年代の方から
「明日現場に行きませんか?」と誘われました。
勿論、同行をお願いしましたが・・・。
今まで、年上の方と会話を行っていました。
ついに、同年代もしくは年下とのコミュニケーションを取る事になります。
しかも現場同行ですから、一対一の状況です。
こちらとしては、新人でしかも正社員経験無しの引きこもりです。
敬語を使いながら下手に出るつもりですが、気を使われるのも申し訳ないです。
この微妙で繊細な対応は中途入社の中年の方々はどのように対応されているのでしょうか?
まあ、最初に横柄な態度で接するより丁寧すぎる対応で相手から指摘があるまで、いつもの腰の引い態度で接するようにします。